不動産購入諸費用②
皆さん、こんにちは!
川木建設不動産事業部売買仲介チームの谷川です。
不動産購入諸費用シリーズ第2回目です。
今回は住宅ローンの保証料と固定金利・変動金利についてご説明いたします。
保証料とは?
住宅ローンを借りる際、金融機関は「返済不能リスク」を回避するために保証会社を利用します。
この保証会社に支払う費用が保証料です。
保証会社は、万が一返済できなくなった場合に金融機関へ残債を立て替えます。
支払い方法
保証料の支払い方法は主に2種類あります:
- 一括前払い型
借入時にまとめて支払います。金額は借入額・期間・金利などで決まります。 - 金利上乗せ型
保証料を金利に含めて毎月の返済に組み込みます。初期費用を抑えたい人向け。
相場
- 一括前払いの場合、**借入額×2.2%程度(35年ローンの場合)**が目安ですが、お客様のご年収・就労状況等により変動いたします。
- 金利上乗せ型は、通常の金利に0.1%程度加算されることが多いです。
※保証料は各金融機関で異なります。
ここからは、住宅ローンを利用する上で、切っても切り離せない金利のご説明です。
住宅ローン金利には主に2種類あります。
固定金利
- 特徴:借入時に決めた金利が、一定期間(または全期間)変わらない。
- メリット:
- 金利上昇リスクがないので、返済額が安定。
- 長期的な計画が立てやすい。
- デメリット:
- 変動金利より初期金利が高め。
- 金利が下がっても恩恵を受けられない。
変動金利
- 特徴:市場金利に応じて、半年ごとに金利が見直される。
- メリット:
- 固定金利より初期金利が低いことが多い。
- 金利が下がれば返済額も減る。
- デメリット:
- 金利上昇リスクがあるため、返済額が増える可能性。
- 長期的な返済計画が立てにくい。
選び方のポイント
- 安定重視 → 固定金利(特に長期ローンや金利上昇局面)
- 低金利を活かしたい・短期返済予定 → 変動金利
- ハイブリッド型:固定と変動を組み合わせる「ミックス型」もあります。
金利も金融機関により異なりますので、住宅ローンご利用予定のお客様は是非一度お声がけください。






















