成年後見制度とは
皆さんこんにちは。
今日は成年後見制度のお話をします。
最近よくこの言葉を聞くようになりませんか。
この成年後見制度は、将来の不安に立ち向かうための仕組みで、
判断能力が不十分な状態にある方の権利を守る仕組みです。
認知症、知的障害、精神障害などの理由で、判断能力が不十分になった方にとって、
① 不動産・預貯金などの財産の管理
② 身の回りの世話のための介護サービスや、 施設への入所契約
③ 遺産分割の協議(話し合い)
などが必要であっても、自分だけで行うのは難しい場合があります。
このような方々の権利や財産を守り、支援するための制度が、「成年後見制度」です。
後見制度の利用件数の動向としては、制度が開始された平成12年が約6,000件に対して、
平成29年には、約35,700件にまでなっております。
人生100年時代、いろいろなことがおきそうですね。
早めの勉強で知識を増やし、早めの準備で安全で安心できる生活をしていきましょう。